占い館に一瞬だけ所属した話①【面接編】占い師になりたい、脆く淡い夢をもったアラフォー女(わたしです)

失敗から学ぶ。 占い館に一瞬だけ所属した話。

2021年の後半、わたしは横浜の占い館にごく一瞬だけ所属(?)しました。

あれって所属したのかなと思うほどの一瞬なのですが、一応、中に入りました(笑)

ほんの一瞬だったのですが、結構インパクトの強い出来事だったので、その話を読者さまに共有したいと思います。

横浜中華街 朱雀門

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あるな。中華街。だけど、中華街は手相が必須。わたし、西洋占星術とタロットと数秘だから、手相わかんない。面接で落ちる。うん、無理だな。そっとMacを閉じる。

占いの勉強はもう10年ぐらいやっているけど、いよいよ本格的にやっていきたい気持ちになっていた。

看護師と子育ての合間に、「占い」の現場にも身を置きたい。そんなふうに思っていた。

ある日、Twitterで「占い師さん募集中です」の文字をみつけた。占術については特に記載がない。さっそくDMを送ると、面接日の調整の流れになった。

いよいよ私も、占い師デビューか!ワクワク、うきうき。楽しい気持ちが湧いてくる。

面接前にネットで情報をいろいろ調べるが、ホームページもない様子。まだオープン前だしね。これから作るんだよね。うん。

面接の日は大雨の大嵐だった。横須賀には大雨洪水警報が出て、子供のミニバスの練習が中止になった。

下調べのために、中華街をうろうろ歩いているうちに、足元がびしょびしょになってしまった。

そして、グーグルマップを頼りに、面接予定のビルの前に到着。

まだオープン前の占い館。いま所属すると、私もオープニングメンバーだ。

期待と緊張を抱えながら、階段を上る。看板も案内もないけど、、ここであってるのか?

そろりそろり進んでいくと、「占」の赤い文字が書いてある扉を見つけた。

「すみません、面接をお願いしている者ですが」

「はい、今オーナーが出ていますので、少々お待ちくださいね。こちらへどうぞ。」

室内に案内される。座面小さめの丸椅子。荷物もこちらに。と丸椅子。私の大きいリュックサック、ドスンと丸椅子から落ちる。占い道具を一通り持ってきたので仕方ない。床に置く。

真っ青な壁が印象的。雨で濡れてきたので、寒い。

待っているうちに、緊張もあってか、トイレに行きたくなってきた。同じフロアにあるトイレの場所を教えてもらう。

オープン前だからか殺風景だ。トイレの洗面台の鏡の前にはアイスコーヒーの空容器が置いてある。誰も片付けないのか?ちょっと違和感。でも、面接に来た身が余計なお世話だから、そのまま置いとく。なのに、床のゴミが気になって、ついティッシュで床を拭いている自分がいる。。ババアは細かいことが気になっていかんな、と自分で自分につぶやく。

青い部屋に戻ると、オーナーがいた。元気一杯という感じ。

腕組みをして、椅子にふんぞりかえっている。占い館はや○ざとか水商売と同じと聞いてきたから、まあ上の人の態度もこんな感じかと妙に納得。

面接では、経歴などいろいろ聞かれた。

しかし、それにしても、威圧的だ。占いの世界は、変な人が多いと知ってはいたけど、これが普通?というか、私のことを目の前のこの男は「変人だ」「変だ」と言ってくる。

え?私が変なのか?そうなの?まあ、いいか。私が変人なのは事実なんだろうから。。(実際、家に帰ってから子供たちに「お母さんって、変?変わってる?」と聞いたら、「うん、そうだね」と即答された)

「変だ変だ」「変わってる」と言われ続け、西洋占星術をさんざんディスられ、四柱推命で私の性格面?などをボロカスに言われた挙句、その場で採用が決まった(笑)面白いってさ。よかったよ。「えっ、採用なの?」とも思ったけど。ちなみに、わたしの武器である「ホラリー占星術」は披露できぬまま。。悩みがないのに占っても何の意味もないからね!

・・・ただ、この時点でおかしいと思うべきだったんだよ、わたし。(笑)

 

はい、名誉毀損で訴えられると困るので、今日はこの辺で終わります。

「占い館に一瞬だけ所属した話②【悪口大会】」につづく・・・

 

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